子どもとプールで遊んで帰った翌日のこと。
朝、登校しようとしている我が子の顔にちょっとした違和感が。
「あれ?目の上が腫れている・・。しかも、かゆいし痛みもあるって!?」
さては、ものもらいにかかっちゃったかー。😟
でも、今日も学校でプールの授業があるのに・・
ものもらいが出来ていても、プールって入ってもいいの!?
今回は子どもがものもらいになった経験から、ものもらいについてリサーチしたことをまとめていきたいと思います。
免疫力が弱い子どもや疲れの出やすい産後のママは、ものもらいにかかりやすいですよね。
困っている方のお役に立てたらと思います。
・ものもらいの原因とは?
・ものもらいってうつるの?
・ものもらいに感染中はプールは控えるべき?
・ものもらいと感染性角結膜炎(プール熱)との違いは?
などについてお答えしながら進めていきます。
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ものもらいって何?治療法は?痛いものと痛くないものがある。
「ものもらい」とは、まぶたにある涙の成分(油や汗)を出す腺に細菌が感染して起こる炎症のことです。
地域によっては「めっぱ」、「めばちこ」、「めんちょ」、「めいぼ」などとも呼ばれているそうです。
この「ものもらい」には、大きく分けて以下の2つの種類があります。
ものもらいにかかった場合は、自分で判断せず、必ず病院で診断してもらって下さい。
①脂肪の塊が詰まる「マイボーム腺梗塞」→「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」
マイボーム腺に脂肪が詰まって生じるのが「マイボーム腺梗塞」、詰まったことが原因で炎症が起きてまぶたが腫れてくるのが「霰粒腫」です。
脂肪が詰まっているだけなので、基本的には痛みを伴わないことが多いようですが、細菌が感染し炎症を起こすとその周囲が化膿して膿がたまることもあるとのことです。
最近話題になった、保田圭さんの息子さんがかかったタイプがこの「霰粒腫」ですね。
うちの子どもも霰粒腫にかかりました。
炎症が起きていたので痛みとかゆみが結構あったようです。
《霰粒腫の治療法》
うちの場合はステロイドの目薬と抗ヒスタミン薬の目薬、軟膏を処方されて、2、3日で良くなりました。
保田圭さんの息子さんのように、中には切開して中の膿を出さないと治療が長引いたり、治らない場合もあるそうです。
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②化膿して痛みが伴う「麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」
一方、痛みのある「麦粒腫」ですが、こちらが一般的に「ものもらい」と呼ばれている症状と言っていいでしょう。
マイボーム腺以外の分泌腺に生菌が感染して化膿したものが「麦粒腫」で、まぶたの腫れや痛み、かゆみ、異物感、目の充血、目ヤニなどを伴います。
《麦粒腫の治療法》
麦粒腫の治療法は、点眼薬・眼軟膏・内服薬として抗生物質を服用するなどがあります。
通常は数日程度で症状が軽快するようです。
家庭でできるものもらいの治療・予防法
ものもらいができてしまったら、発症直後のケアが早く治す鍵になってきます。
家庭でできるセルフケア法をご紹介しましょう。
人工涙液などものもらい用の目薬を指す
目薬を指すことで細菌がある程度死滅し直るスピードが速くなるそうです。
蒸しタオルをし、優しくマッサージする
特に霰粒腫では有効な治療法です。
マイボーム腺に溜まった脂肪分をやさしく取り除いてあげるイメージです。
脂肪分を控えた食事を取る
食事で一気に改善するというのは難しいですが、脂肪分の多い食事をとっているとものもらいになりやすいことがあるそうです。
栄養バランスの整った食事を心がけましょう。
「ものもらい」の炎症原因は顔の皮膚の常在菌!
ものもらいに炎症が起きたり、化膿する原因は黄色ブドウ球菌です。
黄色ブドウ球菌は、健康な人の体内や皮膚などにも常時存在しています。
感染力が弱いので、極端に警戒する必要はありませんが、目にケガをしたときや病気や疲れなどで身体の抵抗力が落ちたときに目をこすったりして菌が目に入ると、ものもらいができることがあります。
さらに、
・目の内側まで届くメイク
・コンタクトレンズ
・汗をかきやすい環境
などが起因してものもらいができることもあるそうです。
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ものもらいは基本的にうつりません!
ものもらいは目が腫れてしまう症状から、周りにうつるのではないかと考えられることがよくあります。
しかし、ものもらいの原因はウィルスではなく雑菌であり、また、ものもらいの原因となっている菌は、誰の肌にも存在するものです。
友達や家族がものもらいになったからと言って、接触を禁止するなどの神経質になる必要なく、基本的には普段通りに接して大丈夫です。
ただ、手指の清潔を保つようにする、患者の使用したタオルを使い回さない、などの注意はしておきましょう。
ものもらいになったらプールは控えよう
以上のように、ものもらいは普通はうつらないため、プールも入っていいように思えます。
しかし、雑菌が目の中に入って炎症が起きている状態で、また雑菌だらけのプールの水を大量に浴びると、目の炎症がひどくなり、かゆみや痛みが増す可能性があります。
うちの子どものかかった病院では、プールに入る段階で自然に良くなっていれば入ってもいいが、ものもらいがまだできている状態ならばプールには入らない方が良いという診断でした。
ものもらいとプール熱(咽頭結膜熱)との違いは
ものもらいはプールでうつる病気ではないのですが、うちの子どもの場合、プールに行った後から症状がではじめたため、プール熱との違いが気になりました。
まずは、炎症原因の違い。
ものもらい・・黄色ブドウ球菌等の雑菌
プール熱・・・アデノウイルス
プール熱や流行性角結膜炎はアデノウイルスが原因です。
ウイルスは感染力が強く、手指や飛沫を通して感染します。
次に、症状の違い。
ものもらい・・まぶたの腫れ・かゆみ・痛み、目の充血等
プール熱・・・結膜炎・喉の痛み・発熱
目の充血は共通した症状ですが、喉の痛み、発熱がある場合はプール熱も疑いましょう。
素人判断はせず、病院にかかって早めに直すことが肝心です。
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まとめ ものもらいは侮れない!きちんと病院に行って早めに治療しよう
子どもにものもらいができた時、てっきり麦粒腫だと思っていた私。
ものもらいに種類があることも知りませんでした。
霰粒腫の場合、放っておくと治療が長引く恐れもあるため、早めに病院にかかって正解でした。
ものもらいにかかったら、プールは控えて体を休め、処方薬を摂取して早く治しましょう。
元気になってからプールで思いっきり遊びましょうね。
「水いぼ」についてもご参考にどうぞ☆
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