先日子どもの思春期早発症による低身長について大学病院を受診しました。
今回は思春期早発症による治療についてわかったことをシェアしたいと思い記事にしました。
なお、ブログ執筆者は医療関係者ではないため、体験に基づいた一報告としてとらえてください。
同じことで悩んでいる方のお役に立てれば幸いです。
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10歳を過ぎて思春期早発症で病院を受診は手遅れ?
今回の受診に至ったきっかけなんですが、
簡単に言えば、「小学校高学年になった子どもが急に身長の伸びが止まり、子ども自身が不安になったこと」です。
親の私としては、確かに第二次性徴は少し早めかなーとは感じたけれど、病気ではないと思っていました。
しかし、調べてみればたくさん出てくる「思春期早発症」からの「低身長」の検索結果。
全く心配がないとは言えないのかも、もう少し早く病院に連れて行ってあげればよかったのかなと思い始めました。
そうは言っても、子どもももう10歳を過ぎた年齢。
今更受診しても意味がない、手遅れなのでは…
と思いつつ、子ども自身の強い要望により病院に行ってきました。
結果、どうだったか?行く意味はあるのか?
結論から言えば、病気の治療という面からすれば、
あまり意味はなかった。
です😅
でも、子ども自身は受診前後で変化があったようで。
その辺について以下書いていきたいと思います。
思春期早発症とは
これについては当ブログよりも、医療機関のHPの方が詳しくて正確だと思うので、検索してみてください。
通常、女の子では10歳ごろ、男の子では12歳ごろから始まる第二次性徴(思春期の体の変化)が、2〜3年早まって訪れることを思春期早発症といいます。
基本的な症状は以下のようなものだそうです。
男の子の主な症状
- 9歳までに精巣が発育する
- 10歳までに陰毛が生える
- 11歳までにわき毛、ひげが生えたり、声変わりがみられる
女の子の主な症状
- 7歳6ヶ月までに乳房がふくらみ始める
- 8歳までに、陰毛、わき毛が生える
- 10歳6ヵ月までに生理が始まる
以上、日本小児内分泌学会HPより引用
このような症状が出た場合、以下のような問題がおこる可能性があるそうです。
①腫瘍が原因で第二次性徴が早まっているおそれがあること
②第二次性徴が早いことで子どもが精神的に不安定になる場合があること
③将来的に本来伸びるはずだった身長よりも低いままで成長が止まってしまうおそれがあること
うちの子の場合、①〜③に当てはめて考えてみると
①→健康体なので多分問題なさそうだけど、念のため。
②→10歳を過ぎていて、もう周りと比べて第二次性徴が早いから恥ずかしいという年齢でもない。
③→小学校中学年までは平均より上の身長だったが、急に背が伸びる速度が遅くなり、
周りの子にどんどん抜かされていて、このまま止まってしまうのではないかと心配。
今の身長は平均より少し下くらい。
というわけで主に低身長を理由に受診することにしました。
思春期早発症で大学病院を受診した結果。
低身長外来の小児科クリニックは結構たくさんありますが、
思春期早発症の診断は設備の整っている大きな病院でないと難しいとのことで、紹介状を持ち大学病院へ。
1度目の診察やったこと
・身長、体重測定
・血液検査(ホルモンの値を見る)
・レントゲン(手のひらの画像を撮影)
・母子手帳、学校の発育測定結果のグラフを提出
次回の診察で結果を伝えるとのことで、その日は検査のみで帰宅しました。
診断結果説明〜思春期早発症は病気ではない?〜
そして第二回目の診察。結果説明の日。
身長体重測定があった後、丁寧に小児科の教授が出てきて説明をしてくれました。
結論として、
ホルモン値、背の伸び具合ともに異常はないとのこと。
1度目の診察と2度目の診察の間(1カ月間ほど)で、背も1センチほど伸びていたのが1番の根拠となりました。
血液検査のホルモン値を測ってもらうのはわかるとして、
手のひらのレントゲンは何のため?
と思いましたが、
それは骨端線(骨の端っこにある線)を見るためなんですって。
骨端線がはっきり写っていればもう成長しきっていて骨が伸びないサインなのだそう。
うちの子の画像では、まだ伸びる余地があるとの診断でした。
教授いわく、
「思春期を迎えるのが早かったかもしれないが、問題ない範囲。
そもそも思春期早発症は病気ではないので、
親が早く受診させなかったことを後悔する必要はないんですよ〜」
とのこと。
そう言ってもらえて心の重荷が降ろせた思いでした💦
思春期早発症で病院にかかるべき時期とは
さらに教授が言っていたことによれば、
思春期早発症の治療は
男の子なら9歳まで
女の子なら6歳までに始めないと意味がない
ということでした。
ここで注意が必要なのは、女の子の初潮や男の子の声変わりは第二次性徴の完成時期に現れるということ。
初潮や声変わりが来てからあわてて小児科を受診しても、もう治療はできないと思った方がいいらしいです。
12歳はもう治療対象ではないと教授は言っていました。
8、9歳でかかっても、もう身長には治療の意味がないので、
本人の精神的な負担を軽くするため、周りに合わせて生理を遅くするという処置しかできないんだそう。
そんな小さい頃に少し体に変化があるからすぐに受診!という流れには普通はならないと思います😓
しかも、6歳までに治療を始めても、身長の伸びは「良くても」2〜3cmしか変わらないんですって。
治療の方法は、性ホルモンを抑制する注射を4週ごとに打っていくということでした。
期間は、女の子は11歳くらいまで、男の子は小学生の間はずっと。
カフェ・オ・レ斑があると思春期が早い?
思春期早発症の原因は不明ですが、
相関性のある症状があることはわかっていて、
その一つが「カフェオレ斑」と呼ばれる薄いシミ。
子供にこのカフェオレ斑があると、その子は思春期を早く迎えることが多いそうです。
うちの子にもありましたが、1cm未満のものが数個あるだけならあまり関係がないとのこと。数cmほどの結構大きいシミがあれば要注意のようです。
思春期早発症になっても身長を伸ばすには
両親の身長から割り出した予想身長からプラスマイナス7cmは正常な発育と言えるのだとか。
本当はもっと伸びたはずなのに、マイナス7cmで止まってしまった、、とならないために、
しっかりできる対処法を心がけたいですよね。
教授が言っていた身長を伸ばすポイントは3つ。
①睡眠をしっかりとる
ゴールデンタイムは22時から。
それまでに寝ておくと成長ホルモンが出るようです。
②必ず食事を3食とる
毎食後に成長ホルモン出るので、
朝を抜いて昼と一緒に食べるブランチのような食事はよくないとのこと。
③紫外線に当たる
毎日20分は紫外線に当たると良い。
通学時や放課後に合計20分以上、外に出ていればいいそうです。
思春期早発症での治療はできなくても、
身長を伸ばすためのポイントを抑えて普段から実践すれば効果は出るはずとおっしゃっていました😊
それを聞いて子どもも安心したようで、自分から積極的に
夜は早めに寝て、朝食をしっかりとる生活スタイルにチェンジ。
診断からまだ1か月程度しか経っていないので効果の程はこれからですが、ひとまずは健康的な生活を送れているようなので親としては一安心です。
160cmまでは伸ばしたいとのことなので、
プラスアルファとしてサプリの「ノビルン」も買ってみました。
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まとめ 思春期早発症の治療ができなくても、生活習慣を整えて背を伸ばそう
思春期早発症で治療を始めることは、時期的にも子どもの負担を考えてもなかなか難しいことが多いのではないでしょうか。
子どもの体のことなので、親子でよく話し合って、ホルモン治療をするのか、するとしてもいつまで続けるのかなど詳しく決めていく必要があるでしょう。
ホルモン治療はしない、でも背は伸ばしたい!というお子さんに、今回の記事が少しでもお役に立てば幸いです。
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