子どもと一緒に気軽に無料で遊んで学びたい!
そんな時使える、都内駅近のおすすめ&穴場をご紹介。
池袋駅近くにある「池袋防災館」は、楽しく体験しながら防災を学べる無料の施設です。
こちらの防災館では毎日決まった時間に3回の防災ツアーを実施しており、インストラクターの方に直接教えてもらうことによって、より防災についての知識を深めることができるようになっています。
今回は、
・池袋防災館の防災ツアーの内容とは?
・防災ツアーには予約が必要?予約方法は?
・池袋防災館の標準滞在時間はどれくらい?
・対象年齢はどのくらいの層?
などについて触れながら、実際のツアーの体験記を交えてご紹介していきたいと思います。
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池袋防災館の基本情報・アクセス
池袋防災館は、池袋駅のメトロポリタンホテルの向かいにあります。
駅からすぐだし、室内なので天候を気にせず遊べます。
火曜日休館なので、月曜日の振替休日のお出かけにも使えます。
名称 東京消防庁 池袋防災館
所在地 東京都豊島区西池袋2-37-8
電話 03-3590-6565
開館時間 午前9時から午後5時まで(毎週金曜日午後9時まで)
体験コーナーの最終受付は午後4時15分(毎週金曜日は午後8時15分)
休館日 第1火曜日、第3火曜日及び第3火曜日の翌日(国民の祝日に当たる場合は翌日。)
年末年始 12月29日~1月3日
料金 無料
アクセス 山手線・埼京線・丸ノ内線・有楽町線・副都心線「池袋駅」より徒歩5分
駐車場 なし(自転車を含む)
防災館の前での乗降は可能
池袋防災館の防災体験ツアーの内容・予約について
防災体験ツアーの内容
防災体験ツアーでは、
・地震体験
・消火体験
・煙からの避難体験
・救急体験
・防災映像視聴
などの体験ができ、
その間ずっと元消防士さんなどの知識経験豊富なインストラクターさんがついて説明・案内してくださいます。
年齢制限に注意
安全に配慮するため、各体験には年齢制限があることに注意しましょう。
地震体験・・3歳以上
消火体験・・小学校3年生以上
救急体験・・小学校4年生以上
煙体験・・制限なし
防災館にいく際の服装は?
各種の体験で床に腰を下ろすなどの場合もあるため、
動きやすくて汚れてもいい格好で出かけましょう。
靴はスニーカーなど、サンダルやハイヒールは避けた方がいいですが、貸し出しの靴も備えてあります。
防災体験ツアーは1日3回!予約して訪れよう
体験ツアーは、基本コースとショートコースが毎日開催されていますが、せっかく訪れるなら基本コースがオススメ。
★4コーナーをまわる基本コース(毎日3回)
①地震 ②煙 ③消火の3つの体験に加え、④視聴覚教室(防災ビデオまたはアニメ)か⑤救急 のいずれかを選び、 合計4つの体験を事前に選択するコース。
1つの体験コーナーの所要時間は約25分となり、4つの体験の所要時間は、1時間40分。
1回目 : 午前9時20分から午前11時00分
2回目 : 午後1時00分から午後2時40分
3回目 : 午後3時00分から午後4時40分
★2コーナーをまわるショートコース(毎日1回)
①地震体験 および②ビデオ視聴が体験内容です。
午前11時00分から午前11時50分
★ナイトコース(毎週金曜日、所要時間1時間40分)1日2回
夜間の発災を想定した各種災害の体験。
①地震 ②煙 ③消火 ④視聴覚教室(防災ビデオまたはアニメ)の4つが体験内容。
・午後5時00分~6時40分
・午後7時00分~8時40分
予約でいっぱいのこともあるので、まずは
こちらから予約状況を把握してから申し込みをしましょう。
現在、予約は電話( 03-3590-6565 )で行うことになっていますが、2020年春よりネット申し込みが可能になります。
予約は当日でも、ツアー開始時間の前であれば大丈夫です。
私もギリギリになって電話して予約を入れました。
※電話予約しないと入場できないというわけではありません。
自由に見学・体験してokですが、体験するのに説明が必要なものもあるので、一度はツアーに参加した方がいいでしょう。
実際に池袋防災館で防災体験ツアーに参加してみた!
池袋駅からメトロポリタンホテルを目指して徒歩5分。
横断歩道で向かいに渡った先に、池袋防災館はあります。
四谷の消防博物館もそうですが、こちらも消防署の附属施設になっています。
脇に回ると、なんと消防車専用のガソリンスタンドが。
こんなところでメンテナンスと給油していたんですね。
では、エレベーターで4階に上がっていきましょう!
4階に着くと、待合ロビーのようになっていて、ここでもちょっと遊べる仕掛けが。
予約時間に間に合うように、まずは受付を終えてから遊びましょう。
受付は、扉を入った正面に設置されていました。
防災ツアーは映画から始まるようです。
※今回は映像視聴が選択されたコースでしたので、救急体験はありませんでした。
映画開始時間まで座って待ちましょう。
入ってすぐのところには防災館のオリジナルショップもあり、ヘルメットやキーホルダーなどが売っていましたよ。
都内の小学校で配られる「防災ノート」を持参すると、鉛筆&携帯手回し充電ライトがもらえました♬
スタンプもたくさん押せますよ。
待合ではAEDのビデオが流れていたり、防災関連のゲームがあったりしました。
映像上映
20分間の映画上映が始まりました。
「マイ・ホームワーク 僕たちに渡された三つの記憶」
と題されたこの映画は、子どもたちがタイムスリップして関東大震災・阪神大震災・東日本大震災の被災地を巡っていくという内容です。
意外に完成度が高くて、夢中で観てしまいました。
うちの8歳6歳の子どもたちも、また観たい!と言っていましたよ。
煙 避難体験
さて、映画の後は5階にあがって、煙からの避難体験からスタートです。
サンダルやハイヒールの方のために、貸し出し靴が設置されていました☺︎
インストラクターの方が煙からの避難の仕方をレクチャーしてくれます。
5人くらいのグループになって、1グループずつ煙が充満する部屋の中に入っていきます。
※煙は、本物の煙ではないので煙たくはありません。
部屋の中を映したカメラには、相当煙でぼやけた映像が映っていますね。
実際にはそこまで視界が悪くはないです。
が、子どもたちは大興奮!
大人もドキドキワクワク。
でも焦らないで大丈夫なので、防災館のキャラクターのぞうさんのシールを探しながら、ゆっくり体験させてもらいましょう。
煙を吸い込まないように、かがんでゴールまで静かに進みます。
地震体験
地震体験は、消防博物館ではなかったので、子どもたちが楽しみにしていました。
ここの地震装置は結構大きくて、会議机と椅子が置かれたスペースがそのまま揺れる仕組みになっています。
子どものいるグループは震度6まで。
大人だけのグループは、震度7の体験ができます👀
震度6でも、結構机や椅子が動くまで揺れます。
机の下に潜って、脚を握りしめて耐えましょう!
消火器を使った消化体験
さて、ツアーもクライマックスに突入。
消火体験です。
まずは、消火器の仕組みや消火器の中に入っている消火剤にはどんなものが入っているかなどの説明があります。
粉や泡で消すというのが主流になっているようです。
小学三年生までの子たちは、残念ながら体験ができません。
そのかわり、大きな声で大人たちを応援したり、「火事だ!」と叫んだり、一緒に楽しめます。
最後、消火成功!と表示されるとスカッとしますよ☺︎
自由見学コーナー
グループでの防災ツアーが終わった後は、個人個人で細かいブースの見学をします。
中でも、119番のバーチャル体験が人気でした。
「だれか助けてー!」と絶叫するの図。
コンピュータが音声認識して進んでいくアトラクションなのですが、全然認識してくれない・・😹
救急に関してのデータの展示。
119は本当に困った時以外は使わないで、という内容でした。
5階のエレベーター前にはゲームコーナーが。
ゲームしながら防災について学べる、防災ゲームがありました。
脱出ゲームのようなものも。
夜の防災ツアーですが、地震体験は、地震がいつ来るかわからない状態で装置の中に布団をかぶって寝てもらい、急に地震が来て非難するという体験ができるそうです。
夜も面白そうですね!
まとめ 親子で楽しく体験して、防災を身近に。
以上のように、池袋防災館は消防博物館などとは違い、防災について役立つ知識や体験を授けてくれる施設です。
親子で楽しく学ぶには最適な場所となっているんです。
何度も通って、防災について詳しくなるのもいいですね!
(毎回違った消防車のカードをくれるそうです)
都内には違った体験をさせてくれる防災館もありますから、他の防災館に行ってみるのもオススメです。
消防博物館・警察博物館も楽しいですよ☺︎
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