休館&移転間近の気象科学館に行ってきましたよ。
竹橋駅からすぐの位置にある気象庁。
気象庁の庁内に気象科学館はあります。
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こちらが入り口です。↓
日曜日にお邪魔したので、オフィス部分はお休みで真っ暗でした。
受付で名前を書いて、入場札をお借りします。
中は暗いですが、すぐ右に折れると気象科学館がありました。
展示は思ったより充実しています。
とても小さい科学館なので、30分から1時間くらいで見終わってしまう広さですが、子どもの興味を引く展示が色々とありました。
土日は気象予報士の方が常駐していて、説明員として展示物について事細かく説明をして下さいます。
本物の気象予報士さんに説明してもらえるなんて、贅沢ですね!
どうやって気象を観測しているのか
入ったところには、気象を観測するための道具が様々展示されています。
こちらは積雪計。↓
正面に立つと、背の高さを超音波で測れちゃいます。
超音波でどれくらいの積雪があるかを計測していたんですね〜。
音も聞こえて面白いです。
お次は雨量計。↓
こちらの上からジャーッとお水を入れると・・
コンピュータでリアルタイムの雨量を測れるという仕組みになっています。
右手に見えているスーパーコンピュータで雨量を計算して、すぐさま結果を表示しているんだそうです。
このような「アメダス」のシステムは全国1300カ所に設置されているそうです。
昔は気象庁にも置かれていたそうですが、気象庁が大手町のビル群に囲まれてしまったため、北の丸公園に移されたそうです。
アメダスでは雨量の他に風や気温の観測もしますから、ビルばかりの環境だと影響が出るということなのでしょうかね。
豪雨体験で危機意識を持つ
子どもたちが楽しみにしていた「大雨キューブ」。↓
実際に雨が降るわけではありませんが、プロジェクションマッピングで仮想大雨体験ができます😀
わあ〜!マンホールから水が溢れてきた!
最近は豪雨の被害も甚大ですから、こうして体験してみると怖さがわかりますよね。
雨粒はどんな形?
この「ポタリ君」では、雨粒がどのような形で空から落ちてくるかを再現して見せてくれます。
さあ、あなたはどんな形だと思いますか?
涙型?丸型?お餅型?
答えはこちら!
写真ではよく見えませんが、お餅型、でした〜!
実際に見てみるとびっくり👀
下からの空気圧でこういう形になるんですね。
気象庁は火山の観測もしている
「君も火山観測員」では、どうやって火山が噴火するかを学べます。
実際に画面上でプレートを動かして、マグマだまりを作ってみます。
地面がこんな風に動いているなんて、すごいよね。
火山に地震計や傾斜計、監視カメラなどを設置して、24時間体制で噴火の危険がないか監視しているそうです。
頭が下がりますね。
どうやって地震が来るか
緊急地震速報のトライアルでは、震源からどのようにして地震が広がっていくかを目で見て、体で感じて観察できるようになっています。
まず、震源に近いところがかなり揺れて、その次に少し離れたところが揺れて・・
ということを、座っている椅子が揺れることで、体で学ぶことができます。
自分で揺らす震度計↓。
震度7まで出すことはできませんでした💦
津波の怖さを肌で感じる
「津波シュミレーター」では実際の津波が起こる様子を観察できます。
結構大掛かりな装置で、迫力がありますよ。
この窓から、街が津波に飲まれる様子が見えます。
災害にあった時どうするか
災害にあった時、どのような行動を取るのが正しいのかを学ぶ、「災害ポイントウォッチャー」。
危険な行動をしている人と、そうではない人を見分け、タッチします。
三パターンの災害があり、子どもたちは夢中でタッチしていましたよ。
地震の波が伝わる様子がわかる装置。
地震が時差を持って伝わっていく様子がよくわかります。
この他にも、気象予報の仕組み等色々な展示があります。
2019年9月末には閉館になってしまいますので、興味のある方はお早めにどうぞ☆
気象科学館
入場料
無料
開館時間
10時~16時
休館日
年末年始
※ただし、地震、台風、大雪などによりやむを得ず休館とする場合がある
所在地・アクセス
〒100-8122
東京都千代田区大手町1-3-4
気象庁1階 気象科学館
※土曜日・日曜日・祝日は南入り口からは入れませんので、正面玄関までいらしてください。
新しい気象科学館も楽しみですね。
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