東京・上野国立科学博物館で開催中の「ミイラ展」。
ミイラを科学的に分析、研究するという内容の展覧会で、実に43体ものミイラが集結していると聞き、これは面白そうということで行ってきました。
子どもたちもたくさんのミイラたちに興味シンシン。
上の子は3歳くらいのとき、池袋サンシャインのオリエント博物館で初めて見たミイラにビックリ、怖くて逃げ回っていましたが、今回はもう小学二年生。
さすがに落ち着いて見ていましたよ。
下の6歳の子も私を手を繋ぎながら、じっくりと鑑賞できました。
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ミイラ展の内容まとめ
今回のミイラ展の内容ですが、
「ミイラといえばエジプト」という固定概念があるのに対し、
様々な土地のミイラを展示していたのが興味深かったです。
以下、簡単なまとめ。
ミイラ作りの動機やきっかけとなったのは、
・南米 (袋に入れて山奥に埋葬)→ 祖先崇拝の一環、又は 生け贄
・エジプト (内臓を取りミイラにし棺に収める) → 永遠の命を得るという個人的な願い
・オセアニア (3日燻す)→ 祖先崇拝
・ヨーロッパ (沼に埋葬)→ 生け贄 又は 犯罪に巻き込まれての自然生成ミイラ
・日本 → 自然生成ミイラ 又は 自ら修行の一環としてミイラ化(即身仏)
エジプトのミイラ製造は、キリスト教の文化が入ってきたことで衰退していったんですね。
いつからミイラ作りをやめてしまったのかと思っていたので、知ることができてよかったです。
混雑を避け、ミイラ展をお得に見る方法
金曜日・土曜日は夜間開館をしており、夜20時までやっています。
平日昼間やお休みの日はミイラの周りに人垣ができて、よく見ることができない日が続いているようです。
しかし、私たちが入館した金曜日4時半、会場内は比較的空いており、見やすい状態でした。
ミイラの周りに2、3組の人がいるくらいで、遠くからしか見られない展示は1つもなかったです。
さらに、平日の15時からは大人1500円、小学生以上500円という「アフター3」チケットが発売されますので、
金曜日の15時以降に行けば、懐にも優しく混雑も回避できる可能性が高いです。
魅惑のミイラ展のグッズたち
↑自分の顔を写真にとるとツタンカーメンのミイラマスクになるフォトスポットに子どもたちは大喜び。
さて、今回のミイラ展で面白かったのが、オリジナルグッズを販売するショップでした。
いつも通り、気合の入ったミイラ展でしか買えないコラボグッズなどの数々も見応えがありました。
南米の袋に入ったミイラの形の指人形やきんちゃく。
キーホルダーやお守りも。
以上のものはミイラ展原限定で作られたものでしたが、私が特に夢中になってしまったのがこちら。
ミイラが作られていた地域の、現地から取り寄せたお土産品たち!
ヒエログリフの書かれたパピルスで出来たしおり。
横には、ヒエログリフを書けるように型抜きされた定規もあります。
「か、か、か、かっこい〜〜〜🤩」
エジプト文明に憧れを持っている私は取り憑かれたようにお土産を吟味し始めてしまいました。
パピルスに描かれた綺麗なエジプトの絵画。
意味もなく欲しくなりますが、ぐっと我慢。
こちらはペラペラ素材の不織布の肩掛けバッグ。
薄くてすぐ壊れそうだけど、メイドインエジプト・・
そして色も可愛い。
ヒエログリフの解説もGOOD。
これは買いでしょうか・・
コースターの隣にあったこのミラー。
1100円もしましたが、デザインがすごく可愛くて。
でも、普段ミラを持ち歩かないので、断念。
本格的な少し大きめのミイラ棺もありました。
中にはちゃんとミイラの彫刻が。
エジプトのミイラ作りの際、死体から取り出した内臓をしまう「カノープス壺」。
めちゃくちゃデザイン性が高く、見た目がいいので、買おうかと本気で悩みましたが、置き場所がなく、泣く泣く断念。
ショップには、一見ミイラとは関係のないお土産品も。
南米ということで、有名なエケコ人形が売られていました。
他にも、おまじないのための人形やキーホルダーなど、解説をいちいち読みながら怪しさを堪能。
こういうの大好きです。
端っこのコーナーには、ミイラ展のために作られたアクセサリー類が。
このアクセサリーたちもすごくクオリティが高かったです。
自分でチャームを組み合わせることもできました。
ミイラの中に入れるお守り、
「ウジャトの目」の形をしたリング。
うーーむ、ツボをついてきますね。
ミイラ展に行った後も古代文明に浸る!
さて、最終的に私がお迎えした品々がこちら。
・ウジャトの目 リング
・スカラベのビーズ
・エジプトのメモ
・ポシェット
・ポーチ
・香水瓶のネックレス
・スカラベのマグネット
やっちまった・・。
こんなにも散財した展覧会って今までありません💦
ずっと憧れているエジプトに行った気分でお買い物を楽しんでしまいました。
これからミイラ展に行かれる方は、
金曜日・土曜日の夜間会館を狙って、ゆっくり見物
ショップでゆっくりショッピングを楽しむ
ことをお勧めします☆
ミイラ事典 ジェームズ・パトナム/著 吉村作治/日本語版監修
今は作る技術もほぼ失われてしまったミイラたち。
古代文明が偲ばれますねえ。
ミイラを見ていたら、久々に漫画「王家の紋章」と「ハムナプトラ」見たくなってきちゃったなー。
という方多いのでは?
王家の紋章(第1巻) (プリンセスコミックス) [ 細川智栄子 ]
電子書籍で読むなら、ebookがお勧め。
「王家の紋章」を電子書籍で今すぐ試し読み【ebookjapan】
ハムナプトラは今見ても面白くて笑っちゃう。
子どもと一緒に見るのもいいですよね。
ハムナプトラ/失われた砂漠の都 [ ブレンダン・フレイザー ]
アマゾンプライムに入っていれば、プライムビデオで見られます。
インディジョーンズのクリスタルスカルの王国も見られます!
こちらはマヤ文明のお話なので、直接は関係ないですけどね。
久々に、冒険に出かけたくなりました!