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映画ボヘミアンラプソディ豆知識まとめ☆なぜ高評価?その謎を動画とともに解明!

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※この記事は映画のネタバレが含まれます※

 

映画ボヘミアン・ラプソディはご覧にもうなりましたか。

何回も観たという、どハマりした方も多いようですね。

 

夢中になった人の感想の多くは、

「クイーンのファンになった!ライブに行きたくなった!」

「クイーンの音楽の力・観客の一体感に圧倒された」

「主演のラミ・マレックの演技に引き込まれた」

というもの。

 

私も夫も、「これを見ればクイーンにハマるかな💓?」とワクワク期待しながら映画を見に行ったのですが・・

 

これがいやはやなんとも、観た直後は特にこれといって心を掴まれた、ということもなく。。

 

夫の率直な感想

「男同士のキスシーンが多すぎて気持ち悪くなった・・」

 

私の正直な感想

「フレディの格好とか、もともと疑問に思っていたこと➕さらなる謎が深まって、音楽の良さに集中できない・・

 

悶々としたまま帰宅した私は、その日からクイーンやフレディ・マーキュリーについてネットで調べまくりました。

 

ボヘミアンラプソディを観た方の中にも、あまり映画を楽しめなかったという方も少なからずいるようです。

 

もし、映画を観ていて、疑問に感じる部分が多すぎ・・と感じた方がいたら、映画を楽しむためにお役に立てるかなと思い、私の調べた知識についてまとめてみることにしました。

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ボヘミアンラプソディ豆知識まとめ

 

※当方、クイーン初心者につき、もし間違っていることがありましたらお手柔らかに訂正していただけますと幸いです。

 

なんで映画タイトルが「ボヘミアン・ラプソディ」なの?

ボヘミアン・ラプソディの意味を直訳すると・・

 

ボヘミアン=

・ヨーロッパのヴルタヴァ川流域(=ボヘミア)に居住している人々のこと

又は

・自由奔放な生活をしている人のこと

 

ラプソディ=

狂詩曲(きょうしきょく)またはラプソディは、自由奔放な形式で民族的または叙事的な内容を表現した楽曲。異なる曲調をメドレーのようにつなげたり、既成のメロディを引用したりすることが多い。

以上、https://ja.m.wikipedia.org/wikiより引用

 

最初この映画のタイトルを聞いた時、なんで「クイーン伝」とかじゃなくて「ボヘミアンラプソディ」なの?

クイーンのボーカルの人(=フレディ)って、「ボヘミア」出身の人なの?

 

って、思いませんでしたか?(私は一瞬そう疑いました😓)

 

「ボヘミアンラプソディ」は1975年10月31日に発表されたクイーン作の楽曲で、クイーンの代表作の一つとも言われている曲のことなんです。

こちらの曲です。↓

結論から言えば、

フレディはインド出身のイギリス人(タンザニアのザンジバル生まれ・インド育ち)なので、

ボヘミア出身ではありません。

 

すなわち、「ボヘミアンラプソディ」は、フレディのように自由奔放に生きる人のテーマ曲メドレー、というような意図で作曲されたものだと考えられます。

 

でも、代表曲であり、自由に生きたフレディの人生を表した曲だからというだけで、映画のタイトルに据えられたというわけではなさそうです。

 

クイーンの代表作といえば、

この曲とか。

もしくは

これとか。

(余談ですが、「we will rock you」「we are the  champions 」の2曲は一枚のシングルCDで両面リリースされています。これにはビックリ。)

 

他にもCMで有名な曲いっぱいありますよね。

 

それなのになんで「ボヘミアンラプソディ」?

 

ご存知の通り、フレディ・マーキュリーは同性愛者でした。

この「ボヘミアンラプソディ」という曲は、フレディが自身のセクシュアリティについて告白したものであると解釈する説があるそうです。

 

フレディは両親と同じくゾロアスター教徒でした。

世間的にも、宗教的にも、当時ゲイは否定された存在であり、フレディには頼れる「神さま」はいませんでした。

だから、この曲の中で「ママ」という呼びかけを使っているという意見もあります。

フレディが自身の宗教観や性的嗜好について表現した曲ということもできるとおもいます。

 

ボヘミアンラプソディが作曲された経緯ですが・・

映画では、「キラー・クイーン」のようなヒット曲を出せ!とレコード会社から言われたけど、それを拒否した上、計6分もの大曲「ボヘミアンラプソディ」を書いてきた・・というふうなストーリーになっていましたよね。

フレディの私生活においても、メアリー・オースティンと別れ、徐々に「ゲイである自分」を受け入れるようになってきた流れの中で出した曲だったと思います。

 

苦しみながらも自分を表現せずにはいられない、というフレディの葛藤が一番よく表れている曲だから、これが映画のタイトルになったのかなと思いました。

 

でも、それを感じるにはよくよく曲の内容を聴きこまないとわからないんですよ。

映画では、曲は触りが流れ流だけなので歌詞の内容まではわかりません。

そこがもったいないところですよね。

 

だから、ボヘミアンラプソディを観た方にはせっかくだから歌詞をよく読みながら曲を聴いて欲しいです。

 

フレディの音楽的な素晴らしさの決定的なポイントは、曲に私生活を表現せざるを得なかったところにあると思います。

だから、共感を呼ぶんですよね。

 

ラミ・マレックは本当に歌ってるの?

フレディ感半端ない!と賞賛を浴びた主演俳優のラミさん。

ラミさんはエジプト出身の方で、顔は、全くフレディに似ていません。

それなのに、あんなにそっくりに感じられるのは凄いですよね。

 

フレディは過剰歯で、前歯がかなり出っ歯なのが特徴なので、着け歯をしてラミさんは撮影に臨んだそうです。

 

過剰歯・・生まれつき歯の数が多い「過剰歯」は、男性に多く、通常より歯の数が多いため噛み合わせや歯並びが悪くなることが多いと言われています。

フレディは4オクターブとも言われた美声が出せるのはこの過剰歯のおかげであるとして、手術で治すことはしませんでした。

けれど、自慢に思っていたというわけではなく、むしろコンプレックスを抱いていたと考えられています。

インタビューなどではフレディが前歯を気にする様子が何度も映っています。

 

歌に関しては、フレディの声の録音が使われているのが大半だそうですが(実際のライブエイドの録音など)、

それ以外はマークマーテルさんという、クイーンのコピーを歌うことで有名な方が歌っている声が使われているそうです。

 

こちらがマークマーテルさんですが、見事な歌声ですよね。

ピアノも上手です。

 

ラミさんが歌っているんだろうと思ったから、調べてみてびっくりでした。

「なあんだ〜歌ってないのか〜」と思った皆さん。

ラミさんは歌声は使われてはいませんが、ちゃんとグレートなお仕事をしてくれています!

その証拠がこれです。

これは観ておくべき動画だと思います。

どうやったらここまでシンクロできるのか不思議ですよね。

 

フレディはどうして特徴的な格好をしているのか?

以前からクイーンの曲は知っていた私ですが、どうしてもCDを買ってみようとか、じっくり聴いてみようと思えない原因の1番がこれでした。

 

フレディの服装センス。

 

ちょび髭にタンクトップのフレディが男性的な曲を朗々と歌い上げる姿を見ると・・

女性の私は、なんとなく、お呼びでないような気がして。

 

フレディの外見の変化はこちらでどうぞ。

こうして見てみると、赤ちゃんの頃は紛れも無くインド人にしか見えませんが、外見がものすごく変化していったことがわかりますよね。

 

デビュー当初は線が細くて長髪、中性的な格好だったフレディ。

この頃も、全身タイツなど、理解しがたい服装センスを発揮している気がしますが、私は個人的に初期のフレディの出で立ちがなかなかいいなあと思いました。

声も伸びがあって素敵ですよね。

 

さて、問題の「ちょび髭・タンクトップ・短髪・マッチョ」のルックスについてですが、

映画では、クイーンのマネージャーだったポール・プレンターの影響が強かったというふうに描かれていましたね。

実際の写真が残っていますが、確かに、本当にそっくりですよね。

 

ポール・プレンター・・

フレディをメアリーから引き離し、クイーン分裂の元凶を作った上、フレディをワイドショーに売った男・・

 

これでもかといった悪役でしたよね。

 

当時のゲイの間では、フレディのようなファッションが大流行りだったそうです。

みんなこの格好をすることで暗黙のうちに「自分はゲイです」とアピールしていたということなんでしょうか。

今でも、ぴったりした体の線の出る服装はゲイの方の好む服装だということです。

 

メアリー・オースティンとの関係とフレディの遺言

フレディが自身の運命の人と語っていたメアリーとの関係は、どうなっていったのでしょう。

映画に描かれた後のことが気になり、調べてみました。

 

フレディは最後まで、「メアリーは最愛の人で、どんな男性でもメアリー以上に愛せる人はいない」とまで語っていたそうです。

 

結局、結婚はしていたの?と疑問だったのですが、

フレディはメアリーに指輪をプレゼントして「結婚してくれる?」とプロポーズはしたものの、その後すぐに結婚する気がなくなってしまったそうです。

つまり、お付き合いはしていたものの、結婚はしていなかったんですね。

 

メアリーは他の恋人との間に子供を2人授かるのですが、未婚のまま出産。

その後別の方と結婚し、離婚しています。

 

フレディはメアリーのために「ラブオブマイライフ」という曲を作っています。

フレディの遺言では、「何かが間違っていなければ、彼女は僕の妻になった人だから」とメアリーについて書いてあったそうです。

 

こうしたメアリーについての発言は、もちろん本心から出たものでもあるでしょうが、

メアリーへの罪の意識、自分がゲイであることへの否定的な感覚も深く関係しているのでは無いでしょうか。

 

映画では、最初は自分が ゲイであることに戸惑っていたものの、

後々あれだけゲイ生活を謳歌していて、

家族にも堂々とカミングアウトしていながら、

本当は、心の中では自分がゲイであることへの贖罪意識がこれだけ大きかったんだ・・

と、驚かされました。

 

心の中は自分に対する葛藤でいっぱいで、常に引き裂かれそうに辛い思いの中、

自分を正直に表現したり、辛い内容をユーモアを交えて明るく歌ったり。

 

音楽作品もパフォーマンスもみごとですが、その音楽がフレディの生きる姿勢に一体化しているところに心を奪われるんですよね。

 

 

メアリーはフレディ亡き後、彼の遺言に従って、フレディの遺骨を彼女以外誰にも知らないところに散骨しました。

そして、彼の財産の大部分を相続し、フレディの家に今も住んでいるそうです。

 

フレディの晩年と最後に収録された曲

フレディはHIVの合併症で最後は肺炎で亡くなったのですが、脚などに広がる感染症でも苦しんでいたと言います。

歩くのもやっとという状況で録音された曲がこちらです。

「ボヘミアンラプソディ」でもでてきましたが、最後の曲も「ママ」がキーワードなんですね。

最後はいなくなってしまったフレディの代わりにブライアン・メイが歌っているんですって。

心にしみる名曲です。

 

最後にクイーンの曲を面白く和訳して歌ったこの動画を紹介しておしまいにします。

これは老若男女誰もが楽しめる名動画だと思いますよ〜。

 

映画「ボヘミアンラプソディ」を観られるのは、DVDとU-NEXT

ボヘミアンラプソディを映画館と飛行機の中で見比べて観ましたが、どちらも同じように楽しめました。

 

もちろん大画面の方がいいのですが、映画の方は子供と一緒に観られる内容では無いので💦、

子育て中のママには動画配信サービスU-NEXT かDVDでの鑑賞がオススメ。

 

子供が寝た後にじっくり浸りながら観られますよ。



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無料トライアルもあるので、観た後退会も出来ます☆

実質無料でみられますよ。

 

DVDはこちらからどうぞ。

 

映画はもういいから、今すぐクイーンの音楽が聴きたい!という方には

その気持ち、わかります。

映画を入り口にして、実は気付いたときにはどっぷりとクイーン信者になっているんですよね😁

 

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Amazonプライムミュージックでは追加料金払わないと聴けないので、アンリミテッドの方をどうぞ。

もうすぐゴールデンウィーク。

長いお休みに、家族でクイーンの魅力に浸ってみませんか。

 

 

 

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