前回、七五三でオススメの神社を紹介してきましたが、、
前回の記事はこちら↑
・1組ずつご祈祷してもらえる代々木八幡
・江戸情緒を感じる朱色の社殿が鮮やかな神田明神
・由緒ある歴史的建造物である社殿と和やかな雰囲気の赤坂氷川神社
・アクセスが抜群で七五三プランも充実した赤坂日枝神社
・・どれも捨てがたいですよね(^_^;)
ですが、ここでブレずに当初からの指針であった
「規模が大きく賑やかなお祭りもあり、訪れる機会が自然と増える」
「子どもの赤い着物が映える写真映えのする神社」
という二点を照らし合わせて考えてみました。
そして、私や家族とフィーリングが合う神社かどうかも考え合わせました。
そして、思い切って決めました。
神田明神に!
門前で撮った一枚。
お着物の赤と神社の朱色が呼応しあって、とても豪華な写真がとれました。
神田明神での七五三、私たち家族にとって、とても思い出深いひと時となりました。
これからも神田明神や氏神様とのご縁を大切に、子育てをしていきたいと思います。
次からは、どんな風に七五三の具体的準備をして行ったのか、また当日の様子をお伝えしていきたいと思います。
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子どもの着物について
着物が大好きな私。
せっかくなので、娘には今では技術的に作るのが難しいと言われ、デザイン的にも優れたアンティーク着物を着せてあげたいと思い、
まず、代々木八幡近くの灯屋さんに行ってみました。
灯屋さんで着物をレンタルし、着付けをしてもらって、代々木八幡にお参りをしたいと、憧れていたんです。
灯屋さんのお着物、本当に心から気に入るものばかりで、見ているだけで可愛くて癒される・・と喜んでいたのもつかの間、
なんと試着中に子どもが咳をし始め、蕁麻疹が身体中に広がってきて・・( ̄◇ ̄;)
どうやら、樟脳アレルギーか、ハウスダストアレルギーの反応が出てしまったようです。
諦めきれず、二回試着に行きましたが、二回ともアレルギー症状が出てしまいました。
そんなわけで、どうしても着物で七五三をしたかった私は、通いなれたイ◯タンで新しい着物を泣く泣く新調したのでした。
鳳凰の柄のこのお着物。
他の柄より子供受けしやすかったようで、「とりさんのきもの」と自らとても気に入ったようでした。
私の着物は縁あって京都で購入したもの。
染色工房直営の着物やさんのもので、現代物だけど見た目も着心地も抜群です。京都に行く際はお店をのぞいて見てくださいね。
七五三のお着物はレンタルだと10月から試着予約が混み始め、11月は商品の予約が取れない状況になります。なるべく早く試着に行くのをオススメします。
購入する場合だと、夏あたりから9月くらいまでに2回ほど、デパートの催事があります。そこに行ってまずは見てみてください。
着付け・メイクは?
神田明神の明神会館でも着付け・ヘアメイクはやってくれます。
秋葉原駅周辺になりますが、ここも行きやすくていいかも。
うちの場合は日本髪で伝統的なお支度での七五三だったので、そのようにしたいと思っている方向けのアドバイスですが、
着付けは若い方のやっているヘアサロンよりも、和服の着付けの経験が多数あって日本髪のセットもやり慣れている町の老舗の美容院に行った方がいいと個人的には思います。
お店の外観で、ぱっと見ここはご年配の人が通うところだな〜と敬遠しないで、評判を聞き込んだり、ネットで調べてみたりしてください。
私は美容院にもこだわって調べました。
東京には新橋や赤坂、神楽坂など、花街と呼ばれる場所が残っていますよね。
ということは、そこには芸者さんが贔屓にしている美容院があるはず!
ということで、憧れの芸者さん御用達美容院を探し出し、そこで髪結いとメイクをしてもらったんです。
私の着付けもしてもらったんですが、その最中に色々と芸者さんのお話について聞けて楽しかったです。
例えば、「芸者さんの髪はどのくらいの頻度で結っているのか」
という質問には、だいたい1日おきか、毎日という方もいる
とのお話!!(中には高い枕で髪型を上手く保つ方もいるそう)
日本髪は時間も手間もかかりますよね。びっくりでした。
そんな雑談もステキな思い出の一部となっています。
参考までに、二件だけですが芸者さん御用達の美容院を紹介。
やっぱり、ただのアップじゃなくて正統派の純日本髪っていいですね。
大人だと似合わないから嫌っていう方いらっしゃいますが、子供は何してても可愛いので、七歳の時は日本髪オススメ!体験として残ります。
さてさて、着付けも完成。それではいざタクシーにて神田明神に出発。
七五三は大安に行うべき?六曜は気にした方がいい?
本来、七五三をする日は11月15日とされています。
ですが、2017年は11月15日は平日でした。2018年も木曜日ですね。
平日でも11月15日は神社が混み合うそうです。
うちは幼稚園の行事が11月末にあり、その前後は準備で忙しくなることがわかっていたので、少し前倒しで11月4日の土曜日にしました。
その日は大安でなく、赤口に当たる日でした。
六曜とは・・
暦上の日を6種の吉凶日(先勝(せんしょう)・友引(ともびき)・先負(せんぶ)・仏滅・大安・赤口(しゃっこう)に分けたもので、元々は中国から伝わったと言われており、江戸中期頃から日本で使われ出した占い・暦注のこと。
六曜と神社とは元々無関係であり、七五三の日程を六曜に従って決める必要はないとされています。
最近はご家庭の都合で六曜とは関係なく七五三の日取りを決めることも多いと言いますが、未だに六曜に従ってお日柄のいい日にご祈祷を済ませたいと考える方も多くいます。(私の母もそのタイプです)
我が家は六曜よりも皆の都合が合う日を優先しました。
ただし、六曜を気にする母のために、赤口でも時間的に吉とされている12時付近(11時から13時まで)にご祈祷を済ませました。
赤口の土曜、神田明神の混み具合は?
赤口でもお昼の時間は吉とされているからか、祈祷を受ける方はとても多かったです。
でも、並んでいたり、満員でお部屋に入れないということはありませんでした。
祈祷依頼の方法は?
神社を正面にして向かって左に社務所があるので、そこで祈祷依頼書をもらいます。
その後依頼書を書くための机がそばにありますので、そこで名前・住所等書いて社務所に玉串料を添えて提出。決まった時間に集団で入室を案内して貰えます。
社務所の隣にはお土産ものやさんや休憩所があり、持ち時間があればそこで座って待てます。
うちの場合は提出後すぐに呼ばれました。
玉串料(初穂料)は一万円からとなっています。
このような袋に入れて提出してくださいね。
下に苗字を書くのを忘れずに。
当日の祈祷はどんな様子?
その日は結婚式もあり、メインの神殿はふさがっていたので、サブの中の方の祈祷室に通されました。
中の様子ですが、狭くて、中央に小さな鏡があり、ちょっと圧迫感がありましたね。
30人くらいが部屋に入り、うち7、8人程度が七五三だったように思います。
巫女さんの舞なし、確か琴の生演奏のみありました。
このお部屋では出来ないのでしょうが、ちょっと寂しかったです。
代わりに、結婚式が見られたことと、お土産を下の子の分までいただけたので、気にしないことにしました(^^;
あ、ちなみにお土産はお菓子メイン。
しかもおつまみ系のお菓子でちょっと好みがオヤジよりかなと思いました(笑)
前歯がない!生え変わり時期は考慮する?
7歳はちょうど前歯が生え変わる時期。
生え変わりに合わせて、満年齢で七五三をするか、数え年でするかを決める方もいらっしゃいます。
うちはどうだったかと言えば、、
こんな感じです(笑)。
バッチリ前歯がありません。
夫の両親が数え年で行事を行う家庭だったので、歯のあるなしは考慮出来ませんでした。
でも、前歯がなくても可愛く写真取れますよ。
歯が生えてきた今では、この写真がますます愛おしく見えます。
いい記念になったと思っています。
ただ、娘本人はどうしても歯が気になって口を閉じた写真も多くなってしまいました。
どうしても歯のことが気になって表情が硬くなってしまうのが心配な方は満年齢でやった方がいいかもしれません。
写真は出張撮影が絶対オススメ
写真は、写真館では撮らず、神社まで出張してくれる業者に依頼しました。
出張写真はすごくオススメです。
3歳の時のスタジオ撮影の経験談
3歳の七五三の時は神社付属の写真館で撮ってもらって終わりにしたのですが、あれだけ気合入れてオシャレしたのに、神社の外で撮った写真が一枚もなかったんです。(母親は着物着てるので写真を撮ってあげることができません。)
しかも、出来上がった写真館の大判の写真、せっかく撮ったはいいもののあまり引っ張り出して見る機会もない。
集合写真て背景も白でつまらないし、子どもの写真も自然な表情が撮れているとは言い難いですからね。
撮って満足して、お蔵入りになってしまっています。
そういう経験があったので、
今回こそは出張撮影をお願いしたいと心に決めていたんです。
出張撮影してみて
結果、大成功でした!
外で撮った写真の自然な美しさ、何度アルバムを見返しても飽きません。お気に入りの写真を選んでたくさん入れてもらい、七五三の一日が詰め込まれた宝物のような一冊になりました。
着付けやメイクの写真や神社の参道を歩く様子なども撮影してもらえましたし、大満足です。
こんな感じです。
一生残る七五三写真、納得いくアルバムにして残したいですよね。
出張撮影のマッチングサイトもあります。
こちら↓私も利用しました。
お得な利用法をまとめました。こちらもどうぞ↓
【fotowa割引まとめ2019】七五三・出張カメラマンを安く呼ぶ裏技!
写真屋さんとの相性も重要だと思うので、色々探してみてくださいね。
ちょっと贅沢に!昼食レストランは?
神田明神周辺には、七五三プランのあるレストランもいくつかありますし、また、御茶ノ水駅に行くと大きなレストランもあります。
リーズナブルな「明神下 きやり」さんもありますし、
予算によっては、少し贅沢に、「銀座アスター 御茶ノ水賓館」やホテルだと「山の上ホテル」など。
山の上ホテルは天ぷらが有名で、個室もあり、一度伺ったこともあるのですが、
お着物を着替えるということで、少し油が心配・・
銀座アスターも、中華料理なので、そこは変わらず心配ということで。
うちでは今回は
・着物を着替えるスペースのあるところ
・とにかく美味しくて記憶に残るところ
・子どもが和食好きなので和食のお店
という基準で周辺をリサーチしました。
しかし,徒歩で行ける範囲内には美味しい和食店はなかったので、
タクシーで日本橋まで出ることにしました。
私たちがお食事にお邪魔したのは
の 日本橋 オイカワ というお店。
ランチ(12:00〜15:00)でしたらそこまで高くならず、美味しい和食がいただけます。
個室料は4人以上来店で不用。
お子様ランチのステーキorお魚も予約できます!
電話での応対もとても丁寧で好感が持てました。
退店が押してしまい、終わりが15時半くらいになってしまったのですが、まったく注意もされず、居心地よく過ごさせてもらっちゃいました。感謝です。
また、季節柄、松茸なども出してくださり、嬉しかったです。
個室だと畳敷きなのでそのままお着物が脱げて、お着替えができちゃいます!
あまり広いお店ではないので大人数は厳しいと思いますが、伝統的な美味しい和食を召し上がってみたい方にはおすすめします。
まとめ:神田明神で江戸っ子な七五三を過ごそう!神社や日本文化と親しむキッカケにも。
さて、ここまで読んでいただいたあなたはもう神田明神での七五三準備に抜かりはないはず。
是非この内容を参考にして、準備を進めてくださいね!
一生の記念に残るステキな七五三を迎えられるよう、お祈りしています☆
最後までお読みいただきありがとうございました。
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