子どもと一緒に科学館を楽しもう!
今回はお台場・有明にある、「パナソニックセンター東京」を訪問しました。
パナソニックセンター内には、理数の魅力を体感できる「リスーピア」というミュージアムのほか、色々と親子で楽しめるイベントが盛りだくさん。
●リスーピアって難しい?楽しめる年齢層は?
●リスーピアのおすすめの楽しみ方は?
●パナソニックセンター内のリスーピア以外の見所は?
今回はそんな疑問に答えながら、記事を進めていきますね。
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まずは基本情報をご紹介。
パナソニックセンターにはリスーピア以外にも様々な施設が含まれています。
1階
NEXT コミュニケーション
オリンピック・パラリンピック
テクニクス・リスニングルーム
ホール
2階
ニンテンドーゲームフロント
リスーピアのクエストフロア
カフェ E−feel
3階
リスーピアのディスカバリーフィールド(大人は有料)
ディスカバリーラボ
公式ページだけだとわかりにくい感じなので、どんな感じか以下、レビューしていきますね。
↓パナソニックセンター全体の施設情報です。
開館時間
10時~18時
リスーピア3階の最終入場は17時まで
休館日
月曜日、年末年始
料金
無料
リスーピアの3階ディスカバリーフィールドのみ大人500円
※高校生以下・障がい者手帳をお持ちの方は無料、障がい者手帳をお持ちの方1名につき、付き添いの方1名が無料
住所
〒135-0063
東京都江東区有明3丁目5番1号
電話
代表電話:03-3599-2600
(受付:火曜日~日曜日 10時00分~18時00分)
交通
りんかい線「国際展示場駅」徒歩2分
新交通ゆりかもめ「有明駅」徒歩3分
以上にパナソニックセンターの概要をご紹介しましたが、コロナの感染拡大防止のためリスーピアの内容はかなり大規模に変わっています。
2020年11月に訪問してきましたので以下にレポートします。
パナソニックセンター自体には自由に入ることができましたが、リスーピアには1時間ごとの整理券をもらわなければ入れない状態になっていました。
整理券はパナソニックセンター一階のエレベーター前で配布されていました。
日曜の夕方訪問した際には人はほとんどおらず、整理券もすぐにもらえてそのまま入場できました。
また、三密を防ぐため、3階から2階へと見学し、入場から1時間で見学を終えるように説明がありました。
3階の体験コーナーの内容は全く変わっていませんでしたが、何と入場料が無料となっていました。
タブレット端末を貸し出してもらえることが大きな魅力となっていましたが、残念ながらそれはやめてしまった模様。
感染防止のためにはやむを得ませんね。
りんかい線の「国際展示場駅」を出るとすぐ右手にパナソニックセンターが見えますので、1番迷わず行ける方法だと思います。
ゆりかもめの場合。
「有明駅」と「東京ビックサイト駅」、どちらからも行ってみましたが、断然「東京ビックサイト駅」がおすすめです。
駅からの道が単純(まっすぐ歩いて行って左に折れると入口があります)で、パナソニックセンターを見ながら歩いて行けますし、
駅に直結しているTFTビルには広いフードコートがあって、お昼や夕飯を取ることもできるからです。
最寄りのインターチェンジは、
レインボーブリッジ経由の場合は「台場」、
横浜方面からだと「臨海副都心」、
千葉方面からだと「有明」となります。
駐車場は、公式ページには記載がありませんが、なんと無料で3時間も駐車ができてしまうというのです。
公式ページには大型バスについてのみ記載があり、予約制となっているとの記述がありますので、利用前には場所や空き具合など、一度電話で問い合わせることをおすすめします。
利用方法は、
警備員さんに駐車券をもらい、パナソニックセンターのショールームでハンコをもらえば手続き完了です。
パナソニックの企業ショールームという性質を兼ね備えている施設だからこそ、こういうサービスもあるのですね。ありがたいです。
さて、パナソニックセンターに着くと、1階に楽しそうな施設があり、すぐに遊びたくなりますが・・
まずは、2階にエスカレーターで上がり、人気のゲームのトライアルの予約を入れましょう。
2階に上がってすぐのところにある、ニンテンドーゲームフロントでは、任天堂の最新ゲーム機が無料で試せるようになっています。
私たちが行ったときは「Switch」のプロモーションでした。
奥に、3DSのお試しもありました。
予約は時間制になっていて、予約を入れた時間になったら来て、プレイ出来るというシステムになっています。
一回15分で、2人までの予約となっています。
連休中の午後3時頃に来たら、もうキャンセル待ちになっていて、プレイできませんでした。
なので、パナソニックセンターについたら真っ先に予約を入れておくことをおすすめします。
1階でまず目につくのは、オリンピック・パラリンピックの体験ブース。
サーフィンや
空手、
ボルダリングなどの展示がありました。
吹き抜けになっている広場ではボッチャの体験会が。
2019年内の土日に数回、体験会が開かれるようです。
奥のホールでは、「スポーツ×マンガ」の特別企画展が催されていました。(2019/9/29まで)
ここは楽しかったので必見です!
中では、
「テニスの王子様」ばりに技を発動できたり、
↓
「弱虫ペダル」の自転車をこいでいる気分を味わえたり、
「はじめの一歩」の木の葉ボクシングトレーニングを体験できたり。
これが全部無料なんて、嬉しいですね〜☺️
パナソニックセンター2階および3階に広がる「リスーピア」。
理数の魅力を体感できるミュージアムがコンセプトになっていますが、
小学校低学年までの子には難しくて楽しめないのでは・・?
そんな風に思って今まで行かずにいました。
ですが、まだまだ算数や理科なんてわからない小さい子でも、リスーピアでは楽しめる工夫が満載なんです。
大人でも驚いてしまうような発見がいっぱいのリスーピア、ぜひ親子で行って楽しんでいただきたいと思います。
ただ、リスーピアの理数学習レベルは結構な本気度です。
こちらの公式ページの解説を見ていただけるとわかります。
パナソニックのショウルーム「パナソニックセンター東京」にある、理数の魅力と触れあうための体感型ミュージアム「リスーピア」のホームページです。施設3階にあるディスカバリーフィールドの展示を予習・復習することができます。(東京 有明) 3階 MAP - ラーニングマップ - リスーピア - 施設案内 - パナソニックセンター東京... - |
こんなに深く理解しなくても、楽しく展示を見ることはできるのですが、せっかく行くならほんの少しでも理数の基礎に触れさせたいもの。
小さい子でもそれなりに理数の知識を理解しながら展示を見るには、ちょっとした予習がおすすめです。
何をテーマにしたどんな展示物があるかだけでも、事前に把握しておくと、大人もわかりやすいし、子どもにも説明しやすいと思いますよ。
さて、では次からは、リスーピアにどんな展示物があるのか、見ていきましょう。
リスーピアの3階では、混雑時には入場整理券を配布します。
整理券が配布されたら、時間まで2階のフロアや3階のディスカバリーラボ(知育玩具や本が無料で読める)で待ちましょう。
なお、整理券が配布された場合は、3階のディスカバリーフィールドの見学は1時間以内となっています。
ちなみに、リスーピア全体の見学時間は、だいたい60分から90分くらいとなっています。(公式ページQ &Aより)
さあ、入場時間が来たので、中に入ります!
ディスカバリーフィールドに入るには、まず券売機で大人の500円券を購入した後、中での行動について短い説明があります。
そして、入場する際に貸し出されるのが、こちらの「ディスカバリースコープ」。
簡単に言ってしまえば、イヤホンガイドなんですが・・
パナソニック版・たま○っちとも言うべき、「エージェント」と呼ばれる電子ペット?が映し出されるんです!!
持っている本体によって全部違うデザインのエージェントになっています。
これが、綺麗だし、可愛い💕と、
うちの子どもたちは夢中でした。
フィールド内の展示物のポイントをめぐると成長していく仕組みになっています。
集めた解説は、展示物を体験した後や並び時間などにゆっくり聞けるようになっています。
主に、
●展示物の原理・法則
●身近な事例
を短く解説してくれます。
詳しい内容が知りたければ、公式サイトを見てくださいね。
幼稚園の子でも、本当にわかっているのかいないのか、「勉強になるな〜」と聞いていましたよ🤗
公式ページhttps://www.panasonic.com/jp/corporate/center/tokyo/risupia/institution.htmlより引用
私が個人的に1番驚いたのは、こちらのマジカルパフォーマンスシアターです。
何にそんなに驚いたのかって、
3D映像を生放送にリンクさせているシアターになっている点です。
こちらは撮影禁止なので、画像がないのですが、
シアター後方に、緑の特撮スクリーンが張ってあり、その前で解説員の方が3D映像を使いながら理科や数学の原理の仕組みを説明してくれるんです。
ライブ感もあり、コントのようなコミカルなシーンもあり、とても楽しめましたが、内容は小学校高学年〜レベルのものです。
上演スケジュールは1時間ごとにぎっしり!
しかも全部違う内容。
パナソニックのやる気が感じられます。
ここからは順位形式でご紹介。
その名の通り、素数を探して相手にパスするゲームです。
割り算を少しかじっていれば、割れるかどうかで素数の基礎がつかめるかも!?
光の三原色のライトを使って、壁に塗り絵をします。
3色合わせるとどんな色になるかな?
その名の通り、大きいタングラムです。
ヒントボタンを押すと、ヒント画像が出ます。
が、母としてはノーヒントでやらせたい!
音は波でできているんだよということが体感できる装置。
高かったり低かったりする音の時、波はどうなるかな?
音の波に手のひらを使って合わせてみよう。
出ました、座標軸!
懐かしの一次関数や二次関数を描きながら、シューティングゲームが楽しめます。
自分自身が水の粒となり、水蒸気から氷になって、地上に降り注ぐまでの旅を味わえます。
リアル「みずのたび」。
指定された色のボールを玉入れしていくゲーム。
単純ですが、奥が深いです。
緑、との指定がされたけど、
全然どれが緑のボールだかわからない。
こんなに人間の目ってすぐに騙されるんですね。
この技術は野菜や果物が美味しく見えるライトなどに使われているんだとか。
画面上に映し出されたボールを、スタートからゴールまでブロックでコースを作って導いていくゲームです。
すぐにスタート地点やゴール地点が変わるので右往左往。
子どもには楽しかったようです。
2階クエストフロアには多数の「理数の原理モデル」が展示されています。
どれも自由に触って体験でき、脇に解説もありますが、
やはり解説は本気度が高くて簡単ではありません。
これってどういうこと?
って子どもに聞かれても、なかなかわかりやすく説明できないレベルです。
自分でよんでわかるようになるのは中学生以上かなあ。
こちらでプロの解説を聴きながら学習した方がいいかも。
パナソニックセンターでは、毎月多数のイベントを実施しています。
パナソニックの、パナソニックセンター東京のイベント情報をご紹介するページです。 イベント情報 - パナソニックセンター東京 - コーポレートショウルーム - 企業情報... - コーポレートショウルーム パナソニックセンター東京 |
要申し込みと当日参加okのものとがあります。
「パナソニックキッズスクール」は事前に申し込みが必要ですので、HPでチェックして申し込みをしてから伺いましょう。
対象年齢は小学校一年生からとなってます。
内容的には、
サイコロを使った確率の問題や、正多面体の問題など、結構難しいものが多いようです。
パナソニックセンター内のカフェE feelは、社食価格でランチやお茶がいただける、嬉しいカフェです。
https://www.panasonic.com/jp/corporate/center/tokyo/floor/e_feel.htmlより引用
ですが、午後6時には閉店してしまいます。
もし、6時以降子連れで夕飯を取りたいとなったら、東京ビッグサイト駅に向かい、お向かいにあるサイゼリアやTFTビル内のフードコートでご飯にしましょう。
★★★☆☆3.09 ■素材を活かした、気軽で、おいしいカジュアル・イタリアン。いつでも、誰とでも! ■予算(夜):~¥999 サイゼリヤ 有明フロンティアビル店 (東京ビッグサイト/ファミレス) - |
以上で見てきたように、パナソニックセンター東京はゲームあり、科学を身近に感じられるアトラクションあり、レストランありの充実した施設です。
ビックサイトからも至近ですので、家族で一度行かれてみては?
きっと満足できるお出かけができるはずですよ。
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