「今子連れで行くべきイベント紹介」でもご紹介していた、オーディオアーキテクチャー展に行ってきました。
こちらは過去の展示についてのレビューとなりますが、行かれた方はリマインド、行ってない方はご参考に、読んでみてくださいませ。
それでは東京ミッドタウンへGO!
目次
AUDIO ARCHITECTURE :音のアーキテクチャ展は楽しいよ!
会期:2018年6月29日(金)~10月14日(日)
開館時間:10:00~19:00(入場は18:30まで) ※火曜日休館
場所:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2
住所:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン
TEL:03-3475-2121
入館料:一般 1,100円、大学生 800円、高校生 500円、中学生以下無料
【相互割引あり】 科学未来館「デザインあ」展の半券で100円off
《道案内》
21_21 DESIGN SIGHTは六本木駅直結の東京ミッドタウン内にあります。
ミッドタウンの建物を出て芝生広場に向かい、左手側に見えてくる建物です。
9組のアーティストの作品がそろい踏み
コーネリアスの小山田圭吾さんの新譜『Audio Architecture』をテーマに、新進気鋭の作家さんたちが映像作品を制作&展示、というこの展覧会。
早い話が、小山田さんの新譜のミュージックビデオを作ろうという企画。
小山田圭吾さんは「デザインあ」の例の音楽を作った方として今や有名というか、再ブレイクした方と言った方がいいのか。
私は以前「Point of view」という作品が大好きで、よくミュージックビデオも観てました。
音と映像がすごく気持ちよくリンクしていて、何度見ても飽きなかったです。
ビデオ抜きにしても、
音に対する感覚が研ぎ澄まされている感じ。
それでいて個性的なところもある。当時から突出している作り手さんだなあと感じていました。
そのあまりの音に対する情熱におののいた一部ファンの間で、
「耳オバケ」
と呼ばれているのを聞いたことがあったっけ(笑)
当時確かApple 渋谷店でゲリラライブがあり、行ったのがいい思い出です。
小山田さん、ライブ終わった後普通にお店の中でウロウロしてて。
可愛らしい方だったなあ(^ ^)
そんな経緯があり、今回の展覧会は面白くないはずはない!!
と、かなり期待していたのですよ。
思い出話はそれくらいにして、会場に入って行きましょうね!!
最初に入る一部屋。
小山田さんたちコーネリアスのライブ映像から始まります。
良いですね〜。小山田さん変わってない。
相変わらず可愛カッコイイおじさまですね。
これだけでもずっと見てられちゃう。
ライブ映像ですが諸所に音楽を映像化したところも織り込まれており、楽しめます。
後ろを見ると・・
ちゃんと歌詞も表示されてるんだ〜。
子どもでも覚えて歌えちゃいますね♪
さて、アーティストのみなさんがこの楽曲をどう表現したのか?
期待が高まります。
次の部屋。
広ーい空間が一部屋となっており、25メートル以上はあると思われる大きな壁が横たわっています。
そこに、8組のアーティストの映像作品+ダイジェスト版が順番に流れています。
曲を聴いて出てきた具体的なイメージをそのまま作品にしていったのだろうな、、というイメージ先行の作品、
リズムやサウンドの構造をそのままなぞってアニメ化したような作品。
一口にミュージックビデオを作ると言っても、色々なアプローチの仕方があるんだなと。
そしてそのどれもに、楽曲へのリスペクトと愛を感じました。
楽曲の中の、無機質な感じ。有機的な感じ。
作品を比較しながら見ていくと、この楽曲の持つファクターが際立ってくるし、同時に、すべてが1つになって心に迫ってくる印象もありました。
あと、曲の後半で急に色んな音が出てきて盛り上がるところがあるので、そこをピンポイントで見比べて見るというのも、楽しみかたの1つかなと思いました。
壁の背後に回ると、8本の映像がそれぞれ小スペースで区切られた中に展示してあるので、お気に入りが見つかった方はそちらでゆっくりどうぞ。
人気投票みたいに、一部の作品の周りに人が集まってて面白かった。
ああ、やっぱり、あの作品が人気があるのね、なんて。
「あなたなら、この曲を聴いてどんなイメージが膨らみますか?
そして、どんなビデオを作りたいと思いますか?」
そんな単純ですがクリエイティビティをくすぐるメッセージが心に直接響いてくる展覧会でした。
もちろん子どもたちも喜んで、ずっと見ていたんですが、、
4歳の子には、暗いところ=眠くなっちゃう みたい(^^;;
「音楽ミミズ」(作品の名称です)がぐわんぐわん唸ってる中でも御構い無しにスヤスヤ。
7歳の子は、音楽が延々ループしてるにも関わらず、全然飽きずに全員の作品鑑賞制覇してましたよ。
自分が好きなのはこれ、とか、もう歌詞を覚えていて歌ったり。
少し音が、一部ですが大きいところがあるので、小さい子や大きい音が苦手な子には、そこだけちょっと耳を抑えてあげるといいかも。
というわけで、私が小山田さんのファンということもあり、
オーディオアーキテクチャ展の評価
オシャレ度=◎
創造性が刺激される度=◎
子ども楽しめる度=◎
⚠︎暗くて足下注意、大音量注意
展覧会後は公園で運動♪&夕食。
21-21デザインサイトを後にし、隣の檜町公園へ。
ここはデザイン性の高い遊具がいくつか置いてある、そこそこオシャレな公園です。
思いっきり遊べるかと言ったら違うけど、ちょこっと寄り道ならあり。
外国人の子どもも多く、国際色豊かです。
写真は、ジャングルジム?とぶらんこ。
最後は平田牧場でトンカツ。
トンカツ大好きなうちの子どもたち。
でも、ちょっと油がきつかったかな、、。
美味しかったけど。
平田牧場の評価
お腹いっぱい度=MAX
美味しさ=◎
栄養バランス=△
お子様連れ歓迎度=◯
子ども用メニューはなし。
子ども用カトラリー貸し出しあり。
子ども2人で1つのトンカツをシェアはありのようです。
ごちそう様でした!
まとめ:オーディオアーキテクチャ展は子連れで行っても楽しめた。
小山田さんの世界感に浸って、感性が刺激される場となっていたオーディオアーキテクチャ展。
見るだけでなく、自分だったらどう表現してみたいか、まで問われる、ストレートで上質な展示でした。
また東京で同じような試みの小山田さんのイベントがみたくなりますね!
子連れじゃライブ行くのもなかなかままならないので、小山田さん、21ー21デザインサイトさん、またよろしくお願いします!